越前市南中山地区自治振興会では、赤米おくり1300年事業をH27年に行いました!越前市から、地域自治振興事業「特別事業」の採択をいただき、南中山地区の赤米に関する歴史を伝承し、地域の力となる歴史文化を南中山地区内外へ情報発信しました。
今からちょうど1300年前の奈良時代に、南中山地区でとれた赤米が、平城京に住む皇族・長屋王(684?〜729)に送られていました。それは、長屋王邸跡の発掘調査で出土した荷札木簡(木片に書かれた荷物の送り状)に記載されています。
出土した荷札木簡には、表に「丹生郡中津山里生部安倍赤米一石」、裏に「和銅八年(715年)」と書かれており、2015年がちょうど1300年目の年とわかります。
また、「丹生郡中津山里」は、現在の南中山地区であり、奈良時代から平城京と深いつながりをもった歴史ある赤米の里であることがわかります。
赤米おくり1300年事業を行っていくにあたり、特設ホームページを開設しました!ホームページの中には、赤米田んぼアートの様子や、かかしコンテストの結果、赤米に関するニュースなど様々な情報が掲載されております。是非一度ご覧ください!
特設ホームページはコチラをクリックしてください。
赤米田んぼアートをドローンを利用して、上空から撮影した映像を公開しました!
南中山地区全景を御覧いただけるとともに、美しい空の青、田んぼの緑、そしてその中に浮かび上がる「お獅子さま」の田んぼアート。
是非一度ご覧ください!
平成27年11月20日(金)に奈良の薬師寺へ赤米を奉納しました。当日は、南中山小学校の児童と地区住民、そして赤米届け隊の合計約80名で参加しました。
南中山小学校の児童が作った60kgと南中山公民館の隣の田んぼで作った30kgの赤米を持っていきました。
30kgの赤米は「赤米届け隊」の10名が南中山公民館から薬師寺までの約200kmの道のりを自転車で運びました!
奉納後は、奈良文化財研究所に保管されている実物の「木簡」を見に行き、解説を聞きながら、歴史を学びました。
詳細が決まりしだい、お知らせします。